サイレンに追われながら逃走していた軽乗用車は、路線バスなど無関係の車2台を巻き込み、大破して止まった。大阪府枚方市の府道で22日朝、男女6人が死傷した衝突事故。車を運転していたのは、近くのマンションに住む斉藤隆さん(53)の長男(29)で、親子げんかの末に斉藤さんを刺殺後、車に飛び乗ったとみられている。事故直前は追跡するパトカーを振り切ろうと、信号を無視しながら暴走していた。
「おやじを殺してもうた。おまえも来い」
長男は22日午前8時前、別居している母親宅を訪れ、居合わせた弟(25)を軽乗用車に乗せた。その直後、駆けつけた警察官が職務質問しようとしたところ、急発進して逃走。衝突事故は、それからわずか5分後に起きた。
「ドーンという音がしたので見に行くとバスが止まっていて、10メートルぐらい離れた場所に運転席がえぐり取られたような軽乗用車があった」。現場近くの男性(75)が話した。軽乗用車の右半分はバスの車体にもぎ取られ、白煙を上げていた。サイレン音が鳴り響き、周囲は騒然とした様子だったという。
軽乗用車に乗っていた長男は全身を強く打ち、ほぼ即死の状態。同乗の弟(25)もけがをした。軽乗用車はバスのほかに別の乗用車も巻き込んで、けが人は計5人に上った。
バスの運行会社によると、事故直後に運転手から無線連絡が入り、「パトカーに追われた軽乗用車がセンターラインをはみ出して、正面に向かってきた。かなりのスピードが出ていた」と話したという。
一方、斉藤さんのマンション近くに住む主婦(38)は「付近は小学生の集団登校時の集合場所にもなっている。登校の際に警察官がたくさんいて、何だろうと思った」と話した。
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北朝鮮に残る「よど号」ハイジャック事件のメンバーら6人が日本人拉致事件に関する逮捕状の撤回を求めず、帰国後は拉致事件解決に協力するとの意向を示したことが20日、訪朝した支援者の話で分かった。
事件は1970年3月に発生。9人がよど号を乗っ取り、北朝鮮へ渡ったが、小西隆裕(65)、若林盛亮(63)、赤木志郎(62)、魚本(旧姓安部)公博(62)の4容疑者が残り、リーダーだった故田宮高麿氏の妻森順子(56)、若林容疑者の妻佐喜子(55)両容疑者も共に生活。このうち魚本、森、佐喜子容疑者には拉致事件で逮捕状が出ている。
訪朝した支援者によると、最福寺(鹿児島市)法主の池口恵観氏を団長とする「日朝友好文化交流団」の13人が今月13〜17日に訪朝。平壌市内のホテルで15日、小西容疑者ら6人と面会した。
池口氏が早期帰国を求め、「日本国民として拉致事件の解決に協力したらどうか」と説得したところ、小西容疑者らは「解決に協力する。拉致事件での逮捕状にこだわらない」と回答。政府との帰国交渉については「(池口氏に)一任する」と伝えた。
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自作の短歌・俳句を新聞や雑誌に無料で掲載できると思わせ、後で高額な掲載料金を請求する高齢者を狙った悪徳商法が急増している。国民生活センターによると、特に独居の高齢者の被害が拡大しているという。同センターは関係省庁や団体に報告したほか、介護関連業界や障害者支援団体に周知した。
昨年度に同センターへ寄せられた、こうした悪徳商法の相談件数は、前年度の約3倍の356件。被害者の88.8%が70歳以上の高齢者で、このうち女性が8割を超えている。被害金額の平均は26万円だが、「独居の高齢者が次々と契約して被害総額が100万円などに達し、家族や介護ヘルパーが驚いて連絡するというケースが多い」という。
主な相談事例は「当初は無料と言われたが高額請求された」「勝手に掲載して高額請求された」「新聞広告に掲載されたが、別の事業者からもしつこく勧誘されるようになった」など。同センターでは「短歌が趣味の高齢者は、市民団体の会報誌などで連絡先を明記していることが多く、これを基に勧誘しているのではないか」とみている。
同センターは消費者庁と警察庁、日本広告審査機構に情報提供するとともに、消費者に「しつこい勧誘はきっぱり断る」など毅然とした対応をするよう呼び掛けている。ただ、独居で要介護の高齢者が被害に遭うケースが多いため、主要な介護関連業界や障害者の支援団体にも電子メールや冊子で周知を行った。
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平野博文官房長官は1日午前、内閣府で開かれた入府式で新職員41人に訓示し、「内閣府は、(鳩山由紀夫)首相がリーダーシップを発揮する官邸を全体的な視野の下にサポートする職場だ」と述べ、政治主導を掲げる鳩山政権への協力を求めた。
政権交代後、各省の政務三役が政策決定を主導する形となり、「指示待ち」の官僚が増えたとの指摘も出ている。これに関し、平野長官は「政治主導は、公務員が政治家の指示を待つということではない」と強調。「今まで以上に皆さま方の活力と知恵をこの政権が求めている。日本を支えていくという自負を持ってもらいたい」と激励した。
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