国の特別天然記念物トキの野生復帰を目指す環境省は2日、新潟県佐渡市で専門家会合を開き、施設改修などの条件付きで、次回放鳥を今秋実施することを決めた。3月にトキがイタチ科の小動物テンに襲われる事故が発生し、放鳥計画は白紙に戻されていた。
同省によると、事故検証委員会が求めた順化ケージの改修工事は、7月末に終わる見込み。その後、不備がないか専門家らが確認した上で正式に放鳥の日程を決める。雪の影響を避けるため、8月中に訓練に入れない場合は見送る。
次回の放鳥は15羽程度。うち最大5羽は、順応性が高い今春生まれのトキとする。放鳥が成功した場合、来年3月に4回目の放鳥を20羽程度で行うことも決めた。
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